
¥1,300税込
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- システム商品コード
- :000000000344
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- 独自商品コード
- :PB-AS-orutorijin (PK025-70)
■商品説明 【遊離残留塩素測定用 o-トリジン溶液(オルトトリジン)】
便利なスポイト付き瓶での販売となります。
溶液は黄色に発色します。
比色版なし。
デジタル比色計で測定する場合には、誤差が若干出ることと思いますので、
100%同じとは言い切れませんでした。
下記の【誤差に関する部分】をご覧下さい。
測定範囲は残留塩素としては0.05~2.0mgです。
■誤差に関する部分
測定誤差というものは、メーカー製品を利用しても起こります。
そもそも測定誤差(現在は不確かさと表現します)は、下記のような場合に生じます。
<例>ある浴槽水の水の残留塩素を求めたいとしたとき。
①測定時間による誤差(不確かさ)
残留塩素濃度は、10分違えば異なります。
それは入浴者数の変化(負荷変化)が違うからです。
また、単純に塩素が揮発するという場合も、特にジャグジー風呂では起こります。
②測定場所による誤差
いつも、同じ場所で計っていると同じではありません。
人間の目線で「同じ場所」では有りますが、水の目線で見れば、
水のように流動しているものでは、同じになることなどほとんどないのです。
一般的に精度を求めるとき、場所による測定誤差をなくすため、平均法で平均値を求めます。
これは、ある浴槽の東西南北の4箇所+中心の1箇所をそれぞれ同量検水の上、
均一に混合しその平均値を求めます。
しかし、検査会社でない限り、そんな5箇所混合平均なんて行なうことは、めんどくさくて無理です。
ですので、同じ場所で採取検水したからといって、精度があるとはいえないのです。
③測定者による誤差(不確かさ)
採水する場合に、よく手を洗ってゴミや汚れが混入しないこと。
また、測定位置は平面では同じとしても、採水する深さなどは、日によってマチマチでしょう。
また、1秒で採水する人もいれば、10秒かけて採水する人もいると思います。
あるいは、20ml採水してこぼして10mlにする人もいると思います。
その採水方法誤差が生じます。
また、比色するときに、0.4なのか0.5にするのか?
あるいは中間なので0.45とするのか、
人によって数値に置き換えたときに、誤差が生じます。
④その他
検水容器の汚れや、測定器本体の比色色の誤差、
溶液を入れてから比色までの時間(通常5秒)など、様々な要件が重なり、
測定誤差(不確かさ)が生じるのです。
まとめ
浴槽水やプールの残留塩素測定の誤差は、様々な要件が重なって誤差が必ず生じます。
ですので、ある瞬間の1箇所の場所の残留塩素濃度が、
0.43となっても、0.43の3(100分の1)の位は全くあてになりません。
確かに、その水は0.43かも知れませんが、全体で総じて見たとき、
その浴槽水全体の残留塩素濃度は0.43ではないのです。
そんな大局の観点で見れば、試薬の誤差およそ100分の1くらいの誤差なんて、
全く気になりませんし、気にしても無駄です。
上の例で申し上げれば、0.4もしくは0.45と測り読んで十分なのです。
とにかく小まめに測定することが大切なのです。
■内容量
内容量:30ml
<<水道法にかかわる用途でのご利用はできません。>>
注)発がん性物質を含みます。廃棄には十分ご注意下さい。
■使用方法
■遊離残留塩素の測定方法
1.検水10mlに0-トリジン(オルトトリジン)溶液を1、2滴加え軽く振り混ぜる。
2.約5秒以内に残留塩素比色板の色相と比較し、 検水の遊離残留塩素(mg/L)を求める
■遊離残留塩素の測定方法
1.検水10mlに0-トリジン(オルトトリジン)溶液を1、2滴加え軽く振り混ぜる。
2.約5秒以内に残留塩素比色板の色相と比較し、 検水の遊離残留塩素(mg/L)を求める